そして清原は去った [くたばれ!ジャイアンツ]
桑田は残り、清原は去る。
プロの世界だから仕方ないことだけれど、
それにしても清原の放出には、どこか釈然としない後味の悪さが残ります。
清原にしてみれば、20年前のドラフトのこともあり、
1度ならず2度までもジャイアンツに屈辱を受けた思いじゃないでしょうか。
なんとも皮肉な運命といいましょうか。
今シーズンの成績を見ると、確かに打率こそ2割台前半と低迷したけど、
それでも22本の本塁打は、打席数を考えればそんなに悪くはない。
ただ、推定3億8000万と言われる年俸はどう考えても高すぎます。
いくらベテランで、ネームバリューがあると言っても、
この成績ではせいぜい2億。いや、それでも多いかも知れない。
清原の尊敬する元阪神の代打の切り札、川藤幸三はかつて、
球団から引退を迫られた際に「野球ができるなら、給料はいらない」と言った。
球団もその男気に打たれて、契約を延長したという話がある。
清原も本当にジャイアンツが好きなら、そのぐらいのことは言って欲しかったですね。
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