「卒業写真」荒井由実 〜これぞバッキング!〜 [音楽の聴き方]
<作曲> 荒井由実
<収録アルバム> 『COBALT HOUR』(1975)
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言わずと知れたユ−ミンの名曲です。
メロディ−は勿論、バックの職人的な演奏がまたいい!
ちなみにバックを務めるのは、
ギタ− :鈴木茂
ベ−ス :細野晴臣
ドラム :林立夫
キ−ボ−ド:松任谷正隆
という布陣(ティン・パン・アレイ)。
左チャンネルから聞こえてくる鈴木茂のギタ−がオシャレである。
けっこう細かく動いてるんだけど、決して目立ち過ぎず、
あくまで曲を支え、彩りを添えるプレイに徹している。
これぞバッキング、と言うプレイですよね。
まさにバッキング・キング、バッ・キング、キング・オブ…まあいいや。
それに素晴らしいト−ン。
実に表情豊かで、細かいニュアンスまでしっかり伝わってくる。
ワウワウを使ったソロも絶品。
最後の最後で、ちょっとミスってるようですが、
ほぼ完璧と言っていいんじゃないでしょうか。
ため息が出るようなプレイとは、まさにこういうことを言うのだろう。
とにかくギタ−だけ聴いていても飽きません。
なんて事を考えながら、電車の中で夢中になって聴いていたら、
一駅乗り過ごしてしまいました。
★Today's Set
1. 卒業写真(荒井由実)
2. COBALT HOUR(〃)
3. 微熱少年(鈴木茂)
☆ うん。やはり職人芸です。当時はまだ,みんな若かったけど(^o^)。
by deacon_blue (2007-07-12 08:19)
> deacon_blueさん
調べたら、このとき細野28才、他は24才なんですね〜。
それにしては、この成熟したプレイは驚きです。
by walrus (2007-07-12 19:40)