「クロスロード」 オリジナルvsカバー10番勝負(1) [音楽の聴き方]
今日から「カバーvsオリジナル10番勝負」と題して、
僕の好きなカバー曲をとりあげていこうと思う。
(姑息な手段ですが、これで10回分はネタが稼げる…)
カバーの醍醐味は、選曲の妙であったり、
いかに自分たちらしく料理できるか、といったところにあると思う。
真っ向から挑むものもあれば、
斬新なアレンジで、新たな解釈を呈示してくれるものまでいろいろだ。
単に好きだからカバーしちゃいました、というのも微笑ましくていいのだけど、
出来ればオリジナルを超えるくらいの気概を持ってカバーしてほしいと思う。
またそうした曲に出会ったときには、格別の喜びがある。
■
初回は「クロスロード」。
といってもミスチルじゃありません(あちらも僕は好きですが…)。
ロバジョンですよ、ロバジョン。ロバート・ジョンソン!
とにかく聴いてもらいましょう。
まずはクリームのカバーから。
「Crossroads」Cream(1968)
う~ん、ロック史に残る名演ですねえ。
とくにエリック・クラプトンのギター・ソロは、
もしギター・ソロの殿堂というものがあるなら、
レッド・ツェッペリン「天国への階段」とともに、
間違いなく最初に殿堂入りすることでしょう。
ロバート・ジョンソンによるオリジナルは、クリーム版から遡ることさらに30年。
アコギ1本の弾き語りによる、原始的なブルース。
しかし、悪魔に魂を売ったとされるロバジョンだけあって、
強力な磁場で、聴くものを引きずりこむ。
その迫力たるや、ハードロック時代の幕開けを象徴する、
クリームのサウンドにも負けていない。
これは何なんだろう?音楽って面白い。
「Cross Road Blues」Robert Johnson(1936)
こんばんは。お久しぶりです。
Cross Road。
クリーム版、リフといいソロといい、ロック拡大期の名演ですね~。
ロバ・ジョンさん、やっぱ一人で演ってるとは信じられません。
興味深いシリーズですね。楽しみにしてます。
by substitute (2008-09-29 23:14)
substituteさん、お久しぶりです。
以前substituteさんが、カバーのランキングやってるのを見て
刺激を受けました。
毎日更新するつもりが、早くも空いてしまいました…
by walrus (2008-10-02 22:39)