「キープ・ミー・ハンギング・オン」 オリジナルvsカバー10番勝負(8) [音楽の聴き方]
■暑苦しいカバー
「オリジナルvsカバー10番勝負」…って、そろそろ飽きてきたなあ。
しかしあと3回、頑張るぞ~。
今回は「キープ・ミー・ハンギング・オン」。
初めてこの曲を知ったのは、確かキム・ワイルドのディスコ調のカバーでした。
オリジナルは映画「ドリームガールズ」のモデルにもなった、
60'sガールズ・グループの代表格シュープリームス。
これはホーランド=ドジャー=ホーランドの名曲ですね。
(他にもいい曲がいっぱいあります!)
「You Keep Me Hangin' On」The Supremes
それを暑苦しい風貌のこの人たちが、暑苦しくカバー。
ヴァニラ・ファッジの「キープ・ミー・ハンギング・オン」!
そのチョイスも素晴らしければ、
しっかり自分たちのサウンドを構築している点がすごい。
1年前の全米No.1ヒット曲をカバーするあたり、相当の自信も見えます。
シングルバージョンは(下の映像も)3分で終わるが、
アルバム・バージョンは7分にも及ぶ力作。
そこまで感情込めるかねってくらい、入り込んじゃってます。
「You Keep Me Hanging On」Vanilla Fudge
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「You Keep Me Hanging On」Vanilla Fudge
<収録アルバム>『Vanilla Fudge』(1967)
<オリジナル> The Supremes(1966)
<作詞作曲> Brian Holland, Lamont Dozier & Eddie Holland
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