選挙 [その他]
選挙に行った。
選挙権を得てから何度も選挙を経験しているが、
投票所へ足を運んだのはこれが初めてだった。
実は内心、勝手が分からず、ドキドキしていたのだが、
そんな様子を悟られないよう、選挙なんか日常茶飯事みたいな顔をするよう努めた。
なぜこれまで行ったことがないかと言えば、
面倒臭かったから、関心がなかったから、 票を投じたい人がいなかったから、
自分の一票などたかが知れてると思っていたから…というのが正直なところだが、
さすがに最近はそれじゃいかんかな、と思い始めてきた。
投票率の低さを嘆く風評を聞くにつけ、後ろめたさを感じたりもした。
しかしなにより、せっかくの権利なのだから、行使せにゃ勿体無いだろうと。
かといって安易に投票するのも考えものだ。
自分が本当に納得する人物(党)でなければ、入れたくないという思いはある。
もし候補者に信頼できそうな人物がいれば、文句なくその人に1票入れる。
たとえ妥協であっても、納得した上での妥協なら構わない。
ただこれという人がいなければ、自分が立候補するか、投票を諦めるしかない。
後者の場合、僕は政治に不満をいう権利はないだろう。
そう思って最近は過ごしてきた。
で、今回はどうかというと・・・正直十分な判断材料を得たは言えない。
これは自分の不勉強のせいなのだけど、各党のマニフェストを読んだわけでもないし、
自分の選挙区の候補者がどんな人間かも知らない。
唯一の判断材料としたのは、郵政民営化法案に賛成か反対か、という点。
あとは、普段から目にする新聞やテレビの情報などだ。
十分とは言えないが、それでも妥協できるだけの材料はある。
立候補せずに済んだ。
しかし、本当に大事なのは選挙のあと。
当選した議員もそうだが、われわれ有権者も自分の選んだ議員や党の仕事ぶりを
しっかりチェックしていかなければ。
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