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理想のチーム [くたばれ!ジャイアンツ]

それにしても、これほど一方的な日本シリーズになるとは
誰が予想できたでしょうか。

最終戦こそ接戦となったものの、あとはマリーンズの圧倒的な勝利で、
タイガースは全く野球をさせてもらえなかった。
セ・リーグのチャンピオンとしては寂しいし、
日本シリーズの盛り上がりとしても物足りないのは否めない。

ただここまでくると、マリーンズが強いとか、
タイガースが弱いとかいう話ではないですね、もうこれは。
何か特別の力が働いていたとしか思えない。
たしかに、タイガースは実戦の間隔が空き過ぎたってのはありますが、
もはやそんなこと、理由にするのも馬鹿らしいほどです。

一方でまた、マリーンズは、優勝するべくして優勝したという感じもします。
選手たちをみてると天真爛漫、さわかで、野球をほんとに楽しんでる気がするし、
なにより選手間の信頼や、ファンとの絆を強く感じます。
背番号26をファンの背番号として、常にベンチにユニフォームをかけている
なんていうエピソードも微笑ましくていいです。
こういうチームが日本一になるってのは、本当に素晴らしいことだと思いますね。

普通は日本シリーズなんていうと、
特にパのチームは、必要以上にセのチームを意識し過ぎるように感じるところもあるけど、
このチームの場合それがない。
もともと、シーズン2位から勝ち上がってきたせいからか、
変なプライドや意地が感じられず、非常に謙虚な印象。
それが、きっといい方向に作用したんだと思います。

4番に大砲ではなく、繋ぐバッターを配すなど、
常識を覆すようなバレンタイン監督の采配も含め、
どこか非現実的な野球は、マンガの世界のようで楽しいもんがありました。

それにしても、マリーンズは今年はファームも日本一となり、
おまけに興行収入も6月の時点で前年を上回るという好調ぶりだとか。
つまり若手育成、球団経営の面でも努力が実った年となったわけです。

今年のマリーンズは、まさに理想的なチームであったと言えるでしょう。


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