電線のない風景 [その他]
ふだん何気なく景色を見ているときに、
つい電線の存在を無視してしまうことはないだろうか?
例えば建物を見るときなど、壁や屋根、門構えなどは目に入っても、
電線まではなかなか目に入ってこない。
それは電線がどこか風景とは切り離されたもの
という認識があるためかも知れない。
だが、一旦目を向けてみれば、これほど気になるものはない。
だいたい電線というヤツは全然スマートじゃない。
継ぎ足し継ぎ足しでえらいことになってる電線を見ると
萎えてしまう。
電線がいかに街の景観を損ねているか。
高い位置から街を見下ろして見れば、よりはっきり分かる。
電線によって、がんじがらめになった街の姿は、
どこか異様で、もの哀しくさえある。
確かになくてはならないものには違いないが、
何もそこになくてもいいだろう。
人間でいえば、血管が全部からだの外についているようなもので、
そんなの表に出てちゃだめでしょ。
じゃどこに行けばいいかというと地下。
場所によってはすでに実施されているようですが、
一刻も早くすべての電線を地中に埋めるべきである。
そうすれば電柱もなくなり、道が広くなるし、
車のサイドミラーを電柱にこするなんてこともなくなるしね。
(そんなどん臭いやつは僕だけかも知れませんが…)
コメント 0