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『ビートルズ・バラード・ベスト20』ザ・ビートルズ [CDジャケット]

『The Beatles Ballads 20 Original Tracks』The Beatles(1980)[EAS 91006]
イラスト : John Patrick Byrne

Side1
 1. Yesterday
 2. Norwegian Wood
 3. Do You Want To Know A Secret
 4. For No One
 5. Nowhere Man
 6. You've Got To Hide Your Love Away
 7. Michelle
 8. Across The Universe
 9. All My Loving
10. Hey Jude

Side2
 1. Something
 2. The Fool On The Hill
 3. Till There Was You
 4. The Long And Winding Road
 5. Here Comes The Sun
 6. Blackbird
 7. And I Love Her
 8. She's Leaving Home
 9. Here, There And Everywhere
10. Let It Be
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僕が最初に買ったビートルズのアルバムがこれ。
その名の通り、ビートルズのバラードばかり集めた編集盤で、
当時はこういう編集盤が、けっこう出ていた(もちろんLPの時代)。

ビートルズ初心者だった僕にとって、
いきなりオリジナル盤を買う勇気はなかったし、
『赤盤』『青盤』は、中学生には金銭的に手が出せない。

そこで、大好きだった「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」
「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」の3曲が1枚に入ってるという理由で、
このアルバムを買うことにした。

初期から後期にかけて、バランスよい選曲で、曲数や曲順も考えられている。
(それぞれの面のアタマと終わりに「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」
「サムシング」「レット・イット・ビー」というのは納得。)

ただ自分だったら「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」
「ティル・ゼア・ワズ・ユー」「ブラックバード」は外して、
「イン・マイ・ライフ」「恋におちたら」、「ユア・マザー・シュッド・ノウ」
あたりを入れるんだけどなあ。

また、当時は"バラード"というと、スローな曲というイメージしかなく、
「オール・マイ・ラヴィング」とか「ヒア・カムズ・ザ・サン」とか、
「これってバラードなの? 」という違和感がありました。
あとで、バラードというのは、もともと物語的な歌のことであり、
テンポを規定するものではないと分かるんですが。

そのせいか、このジャケットのイラストは、
ポップなビートルズにしては珍しく、物語的。
それも“ほんとは怖いおとぎ話”的で、ちょっと不気味なタッチのイラストです。

猫の顔など妖怪みたいだし、
よく見るとリンゴの手の向きが逆だったり。
今風に言えば "キモかわいい"というんでしょうか。

でも見れば見るほど、味わい深くて好きなジャケットです。


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NO NAME

僕もこのアルバム好きでよく聴いてましたよ!

side Aの曲順は確かこっちです。
1. Yesterday
2. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)
3. Do You Want To Know A Secret
4. For No One
5. Michelle
6. Nowhere Man
7. You've Got To Hide Your Love Away
8. Across The Universe
9. All My Loving
10. Hey Jude


by NO NAME (2010-02-24 02:41) 

J.J.

私も中学生の時初めて買ったレコードがこれでした。今でも宝物です。レコードならではのノイズが入って、CDと違った味わいと深みを感じます。
by J.J. (2015-12-22 21:35) 

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