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「ディッセンバーズ・チルドレン」ザ・ローリング・ストーンズ(1966) [CDジャケット]

<写真> Gerald Mankowitz

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モノクロの美しいジャケットである。

「あ? 何見てんだ、コラァ!」
キース・リチャーズの歪んだ口元からは、
今にもそんなセリフが聞こえてきそうだ。

不良たちに隠れているところを見つかってしまい、
因縁をつけられているといったところだろうか。
何か企んでいるところを立ち聞きしてしまったのかも知れない。

とまあ、いろいろと想像をかき立てられるような、
臨場感とストーリー性に溢れた写真だ。
まるで古いイタリア映画のワンシーンのようでもある。

特に構図が素晴らしく、隙間を覗き込むというアイディアによって
画面に奥行きと緊張感を与えている。

「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」という好きな曲が入っているとはいえ、
このジャケットでなかったならば、買ってなかったかも知れないなあ。


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コメント 2

陶薫房

 良い写真ですね。 目が合った瞬間「ごめんなさい!」
と走り出してしまいそうですけれど。 ジャケ買いよくやります。
特にジャズは命中率高し。 ジャケットから音が響くような
錯覚に陥ります。 ビリー・ホリディで大当たりをしたことが
あります。 当時はレコードだったので、額縁を作って
壁にかけて眺めたものです。 懐かしいな・・・。

 貴殿の趣味の良さに脱帽です。

次回を楽しみにしています。
by 陶薫房 (2006-10-04 11:53) 

walrus

> 陶薫房 さん
昔のジャズはオシャレなジャケット多いですよね。
by walrus (2006-10-16 00:10) 

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