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「ロング・トール・サリー」 オリジナルvsカバー10番勝負(7) [音楽の聴き方]

■ロックンローラー、ポール!

ビートルズのオリジナルが2曲続いたところで、
ビートルズによるカバー曲をとりあげます。
カバーのセンスも抜群なビートルズ。どれも秀逸なんですが、
あえて1曲選ぶとしたらこれ。

これまたロックンロールのスタンダード、「ロング・トール・サリー」
エルヴィスジェリー・リー・ルイスジーン・ヴィンセントといった、
往年のロックンローラーたちが、こぞってカバーしています。

ポールを単なる甘ったるいバラードシンガーだと思っている人には、
ぜひ、無理矢理にでも聴かせてあげたい曲だ。
「Kansas City/Hey-Hey-Hey-Hey!」「Helter Skelter
「Why Don't We Do It In The Road?」「I've Got A Feeling」なども可である。

「Long Tall Sally」The Beatles

頭を振りながらシャウトするポールは、最高のロックンローラーだ。
どんな甘いバラードを歌おうと、彼の本質はここにある。

それにしても、こういう俯瞰気味の映像は珍しいんじゃないだろうか。
引きの映像ながら、4人のダイナミックな動きが堪能できるのがいい。
エネルギッシュで一体感溢れる演奏は感動的だ。
終盤のリンゴのドラムは、なかなか凄い。


一方オリジナルは、ポールのアイドルの一人、リトル・リチャード

「Long Tall Sally」Little Richard

こうして聴き比べると、ビートルズは意外とストレートなアレンジだ。
オリジナルの迫力は確かに凄いけど、ビートルズも総合力では決して負けてない。

それにしても画質悪すぎ。ま、贅沢は言えないけど…

「Long Tall Sally」The Beatles
<収録アルバム>『Past Masters Vol.1』(1988)
<オリジナル> Little Richard(1956)
<作詞作曲> Johnson/Penniman/Blackwell

past_masters1.jpg


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