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「ウォーク・ディス・ウェイ」 オリジナルvsカバー10番勝負(9) [音楽の聴き方]

■ハードロックとラップの融合

10番勝負とうたいながら、8番まではいい調子で行ったんですが、
その後、2ヵ月も空いてしまうとは…

別にネタがなかったとかじゃなく、まったく僕の不徳のいたすところで…
中途半端はよくないぜ!と誰かにお説教されそうですな。

え?いま何と。

中途半端はよくないぜ…

いやその後。

お説教…

それ!
本日の曲は「お説教」の邦題でおなじみ?の
「ウォーク・ディス・ウェイ」です!
って無理矢理だよな~。

「Walk This Way」Aerosmith  

オリジナルはエアロスミスのファンク調の曲。
以前、ソフトバンクのCMでも使われてましたね。
ザクザクしたイントロのリフが、殿堂入り級のかっこよさ!

エアロは、ジェームス・ブラウン「マザー・ポップコーン」をカバーしたりと、
ハードロックバンドとしては珍しく、ファンクの血が流れているバンド。
ライブでは「マザー・ポップコーン」からの
「ウォーク・ディス・ウェイ」なんてハマり過ぎた構成も。

今でこそ国民的スーパーバンドのエアロですが、
一時期はかなり低迷してたときがありました。

そして80年代後半に劇的な復活を遂げるわけですが、その復活劇に一役買ったのが、
ヒップ・ホップのRun D.M.Cによる、この曲のカバーのヒット。
そういう意味では非常に重要な曲です。

Run D.M.C版はスティーヴン・タイラージョー・ペリーがゲスト参加し、
カバーというよりは、今でいうコラボレーションともいえる作り。
二人はビデオ・クリップにも出演。
当時このビデオをよく観た記憶があって、
壁をぶち破って出てくる、スティーヴン・タイラーの映像は強烈に焼きついてます。

「Walk This Way」Run D.M.C

(残念ながら埋め込み不可のため、以下からどうぞ)
http://jp.youtube.com/watch?v=o8A0rhVG91U

サンプリングの元ネタに、ツェッペリンAC/DCが使われるなど、
もともとラップとハードロックの関係は浅からぬものがありますが、
これは真っ向からのカバー。

しかしそもそもが、ラップ調のボーカルを載せたファンクロックだけに、
まったく違和感がない。
そう例えるなら、オムレツにマヨネーズをかけてみました的な(??)、
ある意味必然的なカヴァーと言えるでしょう。


「Walk This Way」Run D.M.C
<収録アルバム>『Raising Hell』(1986)
<オリジナル> Aerosmith(1975)『Toys in the Attic』収録
<作詞作曲> S.Tyler/J.Perry

raising_hell.jpg


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