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ポール・マッカートニー・ベスト20 [ベスト]

W「編集長、実は…」
編「おお、W!やれば出来るじゃないか。前回のランキング記事、まずまずだったぞ。」
W「まずまず、なんですね…いや、実はですね…」
編「…前借りはムリだぞ。」
W「…いや、そうじゃなく…」
編「バカヤロウ!何度言ったら分かるんだ!前借りはムリ…」
W「俺ポールのアルバムまだ全部聴いてないんですよ。」
編「…いいんじゃない、別に」
W「いいんだっ?!」

1.「Back Seat Of My Car」(『Ram』)
イントロから期待値はMAXに。0'12"からの低音からファルセットまで
メロディが上り詰めるところは、何度聴いてもゾクッときます。
得意の組曲形式で、終盤の盛り上がりは感動的。

2.「Maybe I'm Amazed」(『McCartney』)
ポールの最高のシャウトが聴けるロック・ナンバー。
駆け上がっていくピアノのフレーズがかっこいい。

3.「Another Day」(『Ram(Bonus Track)』)
イントロなし、4拍子からワルツに変わる展開など、
ビートルズで実証済みの技を、美メロに絡めた名曲。

4.「Live And Let Die」(『Wingspan: Hits and History』)
ぶっ飛んだ展開が素敵!

5.「Uncle Albert/Admiral Halsey」(『Ram』)
これも組曲、イントロなしだ。

6.「Listen To What The Man Said」(『Venus And Mars』)
突き抜けたポップ感。何といってもメロディがいい。

7.「With A Little Luck」(『London Town』)
まったりとした、ポップチューンだが、終盤ではソウルフルなシャウトを聴かせる。

8.「At The Mercy」(『Chaos And Creation In The Backyard』)
怪しげなAメロと切ないサビが交錯する、近年の名曲!


9.「Jet」(『Band On The Run』)
こういうノリのいい曲の中に、いろんなことを詰め込んでいるのが凄い。
このイントロは世界遺産。

10.「Junk」(『McCartney』)
サビのDmに行くところがいい!コーラスも秀逸。

11.「Band On The Run」(『Band On The Run』)
執拗に組曲展開の曲を作り続けるポール。
でもそれが好きだったりする。 

12.「This Never Happened Before」(『Chaos And Creation In The Backyard』)
シンプルながらも、ぐっとくるメロディ。

13.「Tomorrow」(『Wings Wild Life』)
ポールの曲には「日」に関係したタイトルに名曲が多い、というのは本当ですな。

14.「Dear Boy」(『Ram』)
「ホワイト・アルバム」あたりに入っていてもおかしくない曲。

15.「You Gave Me The Answer」(『Venus And Mars』)
「ハニー・パイ」あたりに通じる、ポール得意のオールド・スタイルのアプローチ。

 

16.「Fine Line」(『Chaos And Creation In The Backyard』)
これを聴くとトラヴェリング・ウィルベリーズをつい思い出してしまう。
てことは、ジョージ・ハリスンジェフ・リン的?

 

17.「Here Today」(『Tug of War』)
ジョンに捧げた、美しく哀しい曲。

18.「Pipes Of Peace」(『Pipes Of Peace』)
感動的なメロディと賑やかなアレンジの、ポール流王道ポップチューン。

19.「Let'em In」(『Wings At The Speed Of Sound』)
ベースがずっと同音で続くところが好き。

20.「No More Lonely Nights」(『Give My Regards To Broad Street』)
洋楽を聴き始めた頃に流行っていてよく聴いたので、思い入れの深い曲。
デヴィッド・ギルモアのギター、とくに最後のソロがいい。

ポールはジョンに比べて、曲数も多いし迷ったけど、
最近よく聴いているせいか、『Chaos And Creation In The Backyard』から
3曲も選んでしまった…
このアルバム、他にもけっこういい曲があって、
最近のポールの中では、好きなアルバムなんですよね。

しかし、これだけバラエティに富んだいい曲を書けるなんて、
改めて凄いですね!


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ジョン・レノン・ベスト20 [ベスト]

W「編集長、最近音楽の記事ばかり続いてませんかぁ。これじゃ読者が…」
編「よ~し、次の企画が決まったぞ、久々にランキングで行こう!」
W「いや、あの、聞いてるんですか!」
編「それも2回連続、1回目はジョン、2回目はポールだ!」
W「だから聞けって…」
編「わーった、わーった、そのうちスウィーツの記事書かせてやるから」
W「・・・」
編「つべこべ言ってねーで、さっさとネタ拾ってこい!このろくでなしが!」
W「…編集長のそういうとこ、嫌いじゃないです。」


1.「#9 Dream」(『Walls And Bridges』)
ジョンのポップセンスが不滅であることを証明した曲。

2.「Nobody Loves You (When You're Down And Out)」(『Walls And Bridges』)
耳元で囁くような低音が、ぞくっとするほど魅力的。じんわり沁みる名曲。

 

3.「God」(『John Lennon/Plastic Ono Band』)
組曲風の構成や衝撃的な歌詞など、自由な発想がジョンらしい。

4.「Out The Blue」(『Mind Games』)
ジョン十八番の半音下降進行が切ない。
終わりがなんとなく曖昧で、堂々めぐりのような感じも好き。

5.「Woman Is The Nigger Of The World」(『Sometime In New York City』)
静かに始まり、徐々に盛り上がっていくのが気持ちいい、何とも痛快な曲。
ジョンのたたみかけるような歌い回しがかっこいい。

6.「Jealous Guy」(『Imagine』)
メロディ、サウンドがとにかく美しい。Em6の響きが何とも切ない。

7.「Mother」(『John Lennon/Plastic Ono Band』)
究極のシンプルさ。究極のヘヴィさ。

8.「How Do You Sleep?」(『Imagine』)
ポールへの口撃というコンセプトはともかくも、曲、演奏がかっこいい。
ジョージ・ハリスンのスライド・ギターが秀逸!

9.「Aisumasen (I'm Sorry)」(『Mind Games』)
隠れた名曲。デヴィッド・スピノザのギター・ソロがいい。

 

10.「Imagine」(『Imagine』)
永遠のスタンダード。今回の選定の基準にした曲です。

11.「Beautiful Boy (Darling Boy)」(『Double Fantasy』)
1度しか出てこないサビ(?)がいい。

12.「Oh Yoko!」(『Imagine』)
シンプルで優しく美しい曲。

13.「One Day (At A Time)」(『Mind Games』)
コード進行がちょっと変態的。エルトン・ジョンもカヴァーしてます。

14.「Whatever Gets You Thru The Night」(『Walls And Bridges』)
もしかしたらジョンの作った曲の中で、もっとも速い部類の曲かも知れない。
デュエット相手のエルトン・ジョンが張り切っていて、彼の曲みたいでもある。

15.「Cold Turkey」(『Sometime In New York City』)
あえてこのライブ・バージョンを選んだのは、
麻薬の禁断症状を表現した、終盤の叫びが凄まじすぎるから。

16.「Love」(『John Lennon/Plastic Ono Band』)
禅問答のような詞がいい。それにしても気の遠くなるようなフェードインだ。

17.「To Know Her Is To Love Her」(『Rock 'N' Roll』)
ビートルズ時代もカヴァーしているフィル・スペクター作品。ここでは狂気のカヴァー。

http://www.youtube.com/watch?v=XdIo3vV6yCw 

rock_n_roll.jpg

18.「Surprise, Surprise (Sweet Bird Of Paradox)」(『Walls And Bridges』)
メロディが秀逸で、ジョンの声やサウンドからも、自信が感じられます。

19.「Give Peace A Chance 」
ゴスペルとラップを合わせたような曲。
クイーン
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のヒントは案外この辺にあるのかも?

20.「Steel And Glass」(『Walls And Bridges』)
「Working Class Hero」と「How Do You Sleep?」を足して、
さらにオリエンタル・テイストをまぶしたような曲。
ホーンも入って、力強くヘヴィ。サビの入りのタイミングがかっこいい。


いやあ、ここに上げた曲はどの曲も甲乙付けがたく、
本当に順位をつけるのが難しかったです。

まだまだ入れたい曲もたくさんあって、
なんであの曲が入ってないんだ!って思う人もいるかも知れないですが、
ひとまずこんなところで勘弁してください。

それにしても、ジョンってけっこうバラードが多い!
一般的なイメージでは、ジョン=ロックンロール、ポール=バラード
みたいに捉えられがちだけど、それは違う。

ソロになってからは、むしろジョンの方がバラードの達人って感じだし、
ポールはいつだって、ジョンに匹敵するロックンローラーだと僕は思う。


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ボーカリスト・ベスト10 [ベスト]

ボーカリスト・ベスト10

前回の記事を受けて、好きなボーカリスト・ベスト10を選んでみた。

やはり好きなタイプは、黒っぽくてエモーショナルな、
ブルース、ソウル、ロック系の白人シンガーで、

120%の力で歌に魂を込め、かっこよく張り上げたり、シャウト出来れば最高。
もちろんそれだけじゃなく、しっとり聴かせる表現力も欲しい。

ベテランになって、円熟味を増してからより、
多少粗くても、エネルギッシュな若い頃の方が好きだ。

…と書いてはみたものの、
ベスト10を選んでみたら、必ずしもそうでないタイプも入ってたりして…
まあ、ここに挙げる人たちは、そういうのを超越して好きってことで。

 

1.スティーヴ・ウィンウッド

主なバンド遍歴:
スペンサー・デイヴィス・グループ、トラフィック、ブラインド・フェイス。
詳しくは前回に譲るが、歌って、弾けて、いい曲書けて、おまけにイケメンときてる。
理想のヴォーカリストですね。初期の無理して高めを出そうとする感じが好き。

「Pearly Queen」Traffic 

 

2.クリス・ロビンソン

ブラック・クロウズ。
リアルタイムで聴いてきたアーチストでは最も好き。
南部フィーリング溢れるヴォーカルはもちろん、
風貌、パフォーマンス、音楽への深い愛などにも魅かれる。

「Thorn In My Pride」The Black Crowes

 

3.ジョン・レノン

ビートルズ。
ボーカルというより、声そのものがもう麻薬的。
アーチストとして、人間として憧れの存在。

「I Feel Fine」The Beatles

 

4.ボブ・ディラン

あえて60年代限定で。
ジョンと同じで、麻薬(鼻)声。
ビート感が凄い。

「Tombstone Blues」 Bob Dylan


5.エラ・フィッツジェラルド

神の声。テクニックはジャズ界一?
スキャットの達人でもある。
多分そんなに多くはないだろうが、張り上げ系もかっこいい。
この人に出来ないことはない。

「It Don't Mean A Thing」Ella Fitzgerald


6.フレディ・マーキュリー

クイーン。
突出した個性。もはや別惑星の人。

「My Melancholy Blues」Queen

 

7.レイ・チャールズ

エモーショナルかつ表現力豊か。温かみのあるとこが好き。
ヴォーカルの教科書。

「Georgia On My Mind」 Ray Charles

 

8.ロバート・プラント

レッド・ツェッペリン。
ワイルドなだけじゃなく、色気がある。
ツェッペリンの4枚目くらいまでが最高。

「Dazed and Confused」 Led Zeppelin

 

9.ジャニス・ジョプリン

最初の一声で、一瞬にしてその場を支配してしまうような声。
全身全霊をかけるように歌う姿勢が、かっこよすぎ。

「Summertime」Janis Joplin

 

10.ポール・ロジャース

フリー、バッド・カンパニー、ザ・ファーム、クイーン。
やはりこの人も外せないでしょう。この手のボーカリストの基準点。
フリーの初期が最高。

「I'll Be Creepin」Free


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ZEPPEST 15 !! [ベスト]

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ついでなので(前々回の記事の)、ツェッペリン・ベスト、
題して「ZEPPEST 15 !!」行っちゃいましょう!
てなわけで…

1.「When The Levee Breaks」(『Led Zeppelin IV』)
詳しくは前々回の記事に譲りますが、とにかくハーモニカとドラムが最高!!

2.「Whole Lotta Love」(『Led Zeppelin II』)
最強のハードロック・サウンド!出だしのプラントの雄叫びでもうノックアウト。
ほとんどワンコードで、パーツパーツはシンプルなのに、
これほどドラマティックな曲に仕上げる、ペイジのセンスと4人のマジック。
中間部でギターソロが入ってくる瞬間は、いつ聴いてもゾクゾクします。

3.「Since I've Been Loving You」(『Led Zeppelin III』)
ジャニス・ジョプリン
を思わす、マイナー調のハード・ブルース。
ここでのジミー・ペイジのソロは、おそらく彼のベストプレイのひとつ。

4.「The Rover」(『Physical Graffiti』)
リフがセクシー!哀愁あるサビへの展開もたまらない!
しかしワンコーラスまるまるイントロって。だから曲が長くなるんですね…

5.「The Song Remains The Same」(『House Of The Holy』)
疾走感と叙情性が交錯し、ドラマティックに変化していく、プログレ的な曲。

6.「Dazed And Confused」(『Led Zeppelin I』)
ロバート・プラントの気合いがすごい!
ブラック・サバス
との類似性も見いだせるような、ダークなリフもいかしてるが、
デモーニッシュな中間部から、途中でアップテンポになるなど、構成もスキがない。

7.「Black Dog」(『Led Zeppelin IV』)
ボーカルとインストゥルメンツとのコール&レスポンスがかっこいい。
トリッキーなリズム(「ポリリズム」というのを、この曲ではじめて知った)、
後半のメインリフにかぶさる怪しいハモリなど、いろいろぶっ込んできて、
とにかく一筋縄ではいかないのがZEPなのだ!

8.「Stairway To Heaven」(『Led Zeppelin IV』)
カラヤンをして「自分がアレンジしたとしても同じようにアレンジしただろう」
と言わしめた曲。神秘的な歌詞や、前半のアコースティックから、
後半のハードロック・サウンドへの組曲的展開など、
ツェッペリンの魅力がすべて詰まっている。

9.「Bring It On Home」(『Led Zeppelin II』)
アットホームなブギー調から一転、スリリングなリフのハードな展開、
そしてまた知らん顔して戻るという、この構成は凄い。この落差がZEPの肝だ。
中間部、ジョン・ポール・ジョーンズのグルーヴィーなベースが心地いい。

10.「Achilles Last Stand」(『Presence』)
10分を超える大作だが、曲はもちろん、ボンゾのドラムを聴いてるだけでも飽きない。
この辺はアイアン・メイデンなんかに直結していくような、
ドラマティックなメタルサウンドの源流のひとつではないかという気がする。

11.「Rock & Roll」(『Led Zeppelin IV』)
シャレで作ったにしては完成度高しな、痛快ロックンロール。

12.「Kashmir」(『Physical Graffiti』)
これもポリリズム、そして中近東テイストが印象的な、
時空を超えたスケール感溢れる曲。
なんとなく、奴隷たちがピラミッドの石を運んでいるところを想像してしまう。

13.「Babe I'm Gonna Leave You」(『Led Zeppelin I』)
フォーク調からハードなサウンドへ突入する、ダイナミックかつ哀愁溢れる曲。

14.「Going To California」(『Led Zeppelin IV』)
鳥のさえずりが聞こえてきそうな、さわやかな日曜の朝を連想させる
美しいアルペジオが印象的。しかしそこはZEP、ただでは終わらない。
突然マイナー調になり、不安げな空気を漂わせることも忘れない。

15.「Sick Again」(『Physical Graffiti』)
何気ない曲だが、ロックンロールの常套リフを発展させ、
ZEP流にひねりを加えたAメロから、
さりげない下降ラインで広がりを見せるサビへの流れは見事だ。

確率としてはビートルズ以上に、駄曲の少ない(僕にとって)レッド・ツェッペリン。
どの曲も好きなんですが、特に挙げるとなると、
ドラマティックな大作が、わりと好きだというのがよく分かりました。


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ビートルズ・ベスト30!!! [ベスト]

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無謀にも、そして恐れ多くもビートルズのベストをセレクトしてみました。
まずざっとチョイスしただけで、100曲以上になってしまい、
いっそベスト100にしようかと思いましたが、さすがに止めました…

順位 タイトル 作曲*
1. Sexy Sadie J
2. Tomorrow Never Knows J
3. She Said, She Said J
4. Paperback Writer P
5. Happiness Is A Warm Gun J
6. Taxman G
7. I Feel Fine J
8. Hey Bulldog J
9. Savoy Truffle G
10. Goodnight J
11. You Can't Do That J
12. I'll Be Back J
13. Your Mother Should Know P
14. Yer Blues J
15. Getting Better P
16. I Want You(She's So Heavy) J
17. Martha My Dear P
18. No Reply J
19. A Hard Day's Nihgt J
20. Long Tall Sally -
21. Piggies G
22. Revolution 9 J
23. Lovely Rita P
24. Why Don't We Do It In The Road? P
25. Hello Goodbye P
26. I Wanna Be Your Man J
27. Drive My Car P
28. Magical Mystery Tour P
29. I Am The Walrus J
30. Let It Be P

*メインのソングライター J…ジョン・レノン、P…ポール・マッカートニー、
G…ジョージ・ハリスン


とくにしばりは設けなかったのですが、
割とバランスよいチョイスになって…ないか。

アルバム別セレクト数は…

『Please Please Me』…0
『With The Beatles』…1
『A Hard Day's Night』…3
『Beatles For Sale』…1
『Help!』…0
『Rubber Soul』…1
『Revolver』…3
『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』…2
『The Beatles』…9
『Yellow Submarine』…1
『Abbey Road』…1
『Let It Be』…1
『Magical Mystery Tour』…4
『Past Masters Vol.1』…2
『Past Masters Vol.2』…1

こう見ると後期、特に『The Beatles』に集中してますね。
いわゆる『赤盤』『青盤』に入ってる曲は8曲なので、
どちらかというと、マイナーな曲が多いかも知れません。

作曲者別では、 ジョン主導の曲が16、ポールが10、ジョージが3、カヴァーが1。
リトル・リチャードのカヴァー「Long Tall Sally」は、
ポールのベスト・パフォーマンスの一つだと思うので、外すわけにはいきません!

リンゴのボーカル曲も2曲(「Good Night」「I Wanna Be Your Man」
入ってます。

いやあ、それにしても30位に同点であと2、30曲足したいくらいです。


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好きな映画 ベスト10 [ベスト]

1.「8 1/2」(1963・伊)監督:フェデリコ・フェリーニ
"Otto E Mezzo"

少なく見積もって、大傑作である。なぜDVD化されないのか?
マルチェロ・マストロヤンニが憎らしいほど粋です。

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2.「審判」(1963・仏/伊/独)監督:オーソン・ウェルズ
"The Trial"

カフカ原作による不条理な世界を、スタイリッシュな映像で描く。
オーソン・ウェルズは、光と影を完璧に手なずけている。

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3.「街の灯」(1931・米)監督:チャールズ・チャプリン
"City Lights"

脚本が素晴らしい。心が荒んだときなどに、すべてを洗い浄めてくれる。

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4.「博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964・英/米)監督:スタンリー・キューブリック
"Dr.Strange Love:Or How I Learned To Stop Warrying And Love The Bomb"

戦争のバカらしさを皮肉ったブラック・コメディ。
ピーター・セラーズが凄い!

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5.「イレイザーヘッド」(1976・米)監督:デヴィッド・リンチ
"Eraserhead"

最高に奇妙で、最高に美しい映画。
リンチが、デビュー作から他の人とは全く別のところを目指していたのが分かる。

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6.「ゴッドファーザー」(1972・米)監督:フランシス・F・コッポラ
"The Godfather"

これぞ映画。というような映画じゃないでしょうか。

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7.「バッファロー'66」(1998・米)監督:ヴィンセント・ギャロ
"Buffalo '66"

とても変。変というのは僕の場合は褒め言葉。

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8.「アマデウス」(1984・米)監督:ミロス・フォアマン
"Amadeus"

何といっても音楽が素晴らしい!

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9.「龍馬暗殺」(1974・日)監督:黒木和雄

ここらで日本の映画も入れとこうかと、バランスをとりにいった感がなくもない。
でも最高!とにかく原田芳雄!

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10.「男と女」(1966・仏)監督:クロード・ルルーシュ
"Un Homme Et Une Femme"

オシャレな大人の恋愛映画も、ひとつくらい入れておこうかという、
不埒な理由がなかったと言えば嘘になる。でも最高!
アヌーク・エーメがチャーミング。

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6.5本がモノクロ映画になってしまった(「男と女」はカラーとモノクロのミックスのため0.5本とすると)。しかも上位5本をモノクロが占めているというのは、偶然にしては出来過ぎている。

僕は決してモノクロ至上主義者ではないが、「動物好きに悪人はいない」というのと同じくらいには、「モノクロ映画に名作は多い」と言ってもいいのではないかと思っている。

そこにはカラーには表現しえない、何かがあるような気がするから。


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好きなアルバム ベスト10 [ベスト]

1.『リボルバー』ザ・ビートルズ
"Revolver" The Beatles(1966)

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2.『ザ・ビートルズ』ザ・ビートルズ
"The Beatles" The Beatles (1968)

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3.『アー・ユー・エクスペリエンスト?』ザ・ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス"Are You Experienced?" The Jimi Hendrix Experience(1967)

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4.『レッド・ツェッペリンIV』レッド・ツェッペリン
"Led Zeppelin IV" Led Zeppelin (1971)

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5.『シアー・ハート・アタック』クイーン
"Sheer Heart Attack" Queen(1974)

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6.『ビッチェズ・ブリュー』マイルス・デイヴィス
"Bitches Brew" Miles Davis(1969)

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7.『至上の愛』ジョン・コルトレーン
"A Love Supreme" John Coltrane (1964)

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8.『トーキング・ブック』スティーヴィー・ワンダー
"Talking Book" Stevie Wonder(1972)

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9.『デジャ・ヴ』CSN&Y
"De´ja` Vu" CSN&Y(1970)

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10.『心の壁、愛の橋』ジョン・レノン
"Walls And Bridges" John Lennon(1974)

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こういうのをやると、
自分の嗜好が客観的に分かって面白いですね。

『リボルバー』は中学のときに、LPを買って以来、
かれこれ20年以上経つけど、
改めて聴いてみて、今だに新鮮さを失っていないことに
驚きを感じました。

しかし案外10位までとなると、
名盤カタログ的なところに落ち着いてしまって、
つまらないランキングになってしまったかも。

でも好きなんだから仕方ない!
別に無理して奇をてらう必要もないわけだしね。

こういうのは、きっと50位ぐらいまで挙げないと、
その人のディープな趣味って、分からないのかも知れないですね。

というわけで、(さすがに50枚を選ぶのは大変なので)
20位まで選んでみました。


11. 『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』ザ・ビートルズ
"A Hard Day's Night" The Beatles(1964)

12. 『火の鳥』マハヴィシュヌ・オーケストラ
"Birds Of Fire" Mahavishnu Orchestra(1971)

13. 『アモリカ』ザ・ブラック・クロウズ
"Amorica" The Black Crowes(1994)

14. 『トラフィック』トラフィック
"Traffic" Traffic(1968)

15. 『ブロンド・オン・ブロンド』ボブ・ディラン
"Blonde On Blonde" Bob Dylan(1966)

16. 『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』ザ・バンド
"Music From Big Pink" The Band(1968)

17. 『赤心の歌』アル・クーパー
"Naked Songs" Al Kooper(1972)

18. 『アビイ・ロード』ザ・ビートルズ
"Abbey Road" The Beatles(1969)

19. 『ロック・オペラ "トミー"』ザ・フー
"Tommy" The Who(1969)

20. 『レッド』キング・クリムゾン
"Red" King Crimson(1974)

ベスト10は、わりとすんなり決まったけど、
11~20位は難しかった…
この辺は、気分によって左右されそうです。

こうして1位から20位まで見てみると、
ブラック・クロウズ『アモリカ』を除いて、
すべて、64年から74年までの、約10年の間の作品に集中。

やっぱり、この10年こそ、
ロックがもっとも輝いていた時期なんじゃないかという気がします


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