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アルゼンチンを中心に見る [サッカー]

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いよいよチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントが始まりました。
先日のインテルマンU戦をテレビで観たんですが、やっぱり面白い!

スコアは0対0でしたが、コンパクトかつスピーディーな展開で、
両者譲らずの好ゲーム。いやあ濃かった。

国の代表同士が戦うワールドカップもいいけど、
純粋なゲームの面白さでは、チャンピオンズ・リーグの方が上
(…じゃないでしょうか?)
もっとテレビ(地上波)でやってくれないかなぁ…

僕はアルゼンチン代表が好きなので、
決勝トーナメントはアルゼンチン選手の活躍に注目してます。

なんせ、一番最近のアルゼンチン代表メンバーのうち半数が、
決勝トーナメントに残った16チームのいずれかに所属してるんですから。

代表には選ばれなかったけど、期待の若手イグアイン(レアル・マドリード)や、
元代表サビオラ(〃)もぜひ観てみたいし。

インテル対マンU戦では、テベス(マンU)が欠場だったのは残念だったけど、
インテルのキャプテン、サネッティカンビアッソは、さすがいい動きをしてました。

もちろん最大の注目はメッシ(バルセロナ)ですが、
他にもマスチェラーノ(リバプール)、ガゴ(レアル・マドリード)、
アグエロ
(アトレチコ・マドリード)といった逸材がごろごろ。
いや楽しみです。


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ようやくひとつ… [サッカー]

ジェフ千葉が、ようやく今季初勝利!
…というからには順位の方は、当然ながら目下単独の最下位。
いやもう、ひょっとしたら1勝もできないんじゃないかと心配しました。

そんなに細かくチェックしているわけではないけれど、
今シーズン勝ってないというのは知っていて、とても気になってました。
しかし今季は羽生、山岸、水野、佐藤勇、水本と主力がごっそりチームを去り、
戦力は大きくダウン、かなり苦戦するだろうとは思っていたけど…

ここ最近のジェフは、いい選手がどんどん他チームへ流出してしまい、
それに見合う補強が出来ていないというのが現状だ。
財政的な問題もあるので仕方ないのかもしれないが、それにしてもだ。
プロ野球でいえば広島カープみたいなものだ。

それでも2005年、似たような状況で、ジェフはナビスコカップを獲り、
シーズンも最終節まで優勝を狙える位置につけた。
なにより魅力的なサッカーを見せてくれた。
そのときの監督がイビチャ・オシムで、
その手腕を買われ代表監督になったのは、今さら言うまでもないだろう。

今季は早くも監督が交代するなど、前途多難であるが、
まずは降格圏内脱出へ向けて頑張って欲しい。
噂ではオーウェンを獲る、なんて話も出てますが、どうなんでしょう。
来てくれれば嬉しいですけどね。

何はともあれ、とりあえず1勝。
ここからひとつひとつ積み重ねていって欲しい。


タグ:ジェフ千葉
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U-20W杯 日本対スコットランド [サッカー]

U-20ワールドカップグループリーグ、日本対スコットランド戦は
次代の日本サッカーに希望の光を感じさせるものだった。

日本のサッカーは、ボールも人もよく動く、攻撃的サッカーで、
オシム流に言えばエレガントなサッカーということになるのだろうが、
まさに彼が監督をしていた頃のジェフのサッカーを発展させたような感じで、
いま日本代表が目指すべきサッカーをそこに見た気がした。

この試合を観る限り、スピード、テクニック、組織力とも日本が上で、
体格で劣る日本だが、スコットランドの激しいサッカーに対しても、
決して当り負けせず、 フィジカルでも強さを見せていた。

特に判断の早さが目についた。
ボールを持ってから出しどころを探す、
あるいは出しどころが見当たらず、仕方なくボールを回す、
というようなシーンはほとんど見られなかった。

ボールを持ったらすぐに攻撃に転じ、周りが連動して動く。
また積極的にボールを奪うシーンも多く見られた。
とにかくスピーディで、見ていて楽しい。
プレーしている選手たちにも自信が感じられた。

スコットランドはヨーロッパ2位と言っていたけど本当?
少なくともこの試合を観る限り、それほどの差があったように思う。

この試合で唯一の懸念材料は、たまに出るプレーの軽さ。
不用意なミスパスが目立ったのと、決定的なシーンを外す場面が見られたことだ。
拮抗した展開の中では致命的にもなりかねない。
その辺を次の試合でどう修正してくるか。

この日はたまたま日本の調子がよかっただけかも知れないし、
相手が変わったとき、同じようなサッカーが出来るかどうか分からない。

ただ日本のポテンシャルは高いものがあり、
あとはこれを常に出せること、そしてここからどれだけ成長出来るか、
というのが、今後のカギになってくるだろう。

というわけで、次のコスタリカ戦が楽しみですね。


タグ:U-20
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セルティック vs マンチェスター・ユナイテッド [サッカー]

またチャンピオンズリーグの季節がやってきました。

今年の注目は何と言っても二人の日本人選手、
セルティックの中村俊輔とガラタサライの稲本。
二人にはワールカップの鬱憤をぜひ晴らして欲しいもんです。

そして早速、俊輔が魅せてくれましたね〜!!
まさに彼の持ち味であるフリーキックを1回のチャンスで見事決めてくれました。
攻撃では右サイドで上手くタメを作ってましたが、
ディフェンスに回ったときには少々危なっかしいなぁと思ってたんですけど、
きっちり仕事はしてくれましたね。

しかしさすがにマンチェスター・ユナイテッドの攻撃は迫力あります。
セルティックはディフェンシブにならざるを得ない中で、
よく少ないチャンスをものにしたと思いますが、
最後は貫禄負けというところでしょうか。
レアルから来たグラベセンは中盤でよく利いていただけに、
決勝点に繋がるあのパスミスだけは残念でしたね。

チームで注目なのはバルセロナとレアル・マドリード。
レアルは優勝請負人カペッロ監督の復帰とともに、
ユベントスからカンナバーロとエメルソンを引き抜き、
まさに課題だった守備で安定感が増しました。
(初戦は負けてしまいましたが…)
あとはスター軍団をカペッロがどう操っていくか楽しみです。

バルサもザンブロッタとテュラムをユベントスから獲得。
なかなか渋い補強です。
W杯でも見られましたが、ザンブロッタの攻撃参加は楽しみです。


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ジダン問題とマリーシア [サッカー]

ジダンの頭突き問題が一応の決着をみた。

だが結局、本質的な問題は棚上げされたまま、
どこか消化不良で終わってしまった感は否めない。

というのも、この問題は単にジダンとマテラッツィ二人だけの問題ではなく、
現代サッカーの根源的な問題だと思うからだ。

改めて事実関係を整理してみよう。

当人たちの証言から明らかになっていることは、
マテラッツィがジダンに対してなんらかの侮辱的発言をし、
それに対してジダンが頭突きをしたということ。

また、ビデオを見る限り、マテラッツィの侮辱以前に、
ジダンを抱え込むようなマテラッツィの反則まがいのディフェンスがあり、
それに対してジダンが何か抗議をしているらしいことが分かる。

とすれば、ジダンの頭突きの原因は、
直接的にはマテラッツィの侮辱的発言にあるとしても、
間接的にはその前の攻防、つまりマテラッツィの執拗なディフェンスに
原因があると考えられる。

まず直接的な原因である侮辱的発言についてだが、
これに対して、マテラッツィは「よくある売り言葉」だと説明。
『プロのゲームの一部として、挑発的発言は受け入れられてきた』
という英・デーリー・メール紙の言葉を引用するまでもなく、
実際こうした「挑発的な発言」はサッカー界ではよくあることのようだ。

この「挑発的発言」が意図的に行われたのだとすれば、
それはジダンをイライラさせて、普段のプレーをさせないようにする
という戦術的なものであり、
その延長として、あわよくば退場でもしてくれたら儲けもの、
という魂胆があったとしても不思議ではない。

一方でこの発言が意図的なものでなく、
ジダンの抗議に対して反射的・感情的に出てきたものだとしても、
ジダンが抗議しているのは、マテラッツィのディフェンスに対してであり、
結局これも、ジダンを自由にプレーさせまいとする、
戦術上の行為に端を発していることが分かる。

つまり「意図的な挑発」と「反則まがいのデフェンス」
この二つはどちらも、キープレーヤーであるジダンを自由にプレーさせない
という戦術上ごく当たり前の前提から導きだされたものである。

ただ問題はこうした行為が、サッカーでは当たり前のように行われているという
そのことにある。

「マリーシア」 という言葉がある。
ずる賢いプレーという意味で使われるが、
例えば、審判の見えないところで、相手のユニフォームを引っ張ったり、
足がかかってもいないのに、倒れてファールをもらおうとする行為などがそうだ。

いかに審判に見えないように、相手のユニフォームを引っ張るかというのが、
プレーヤーの有能さを示すひとつの目安になっているようなところもあり、
現状として、ある程度容認されている部分もあるのが事実である。
プロという厳しい世界では、マリーシアの精神はむしろ必要という意見もあり、
それも含めてサッカーという文化ができあがっている。

今回のマテラッツィの行為もこのマリーシアという観点からすれば
当然の行為であると言える。

紳士的なスポーツといわれ、フェアプレーの精神を重んじるサッカーに、
マリーシアという非紳士的要素が根付いている矛盾。

しかしマリーシアこそが、今回のジダン問題の発端であり、
今回のワールドカップで露呈された幾つかの問題、
すなわちカードの乱発、得点力の低下といった問題の一因でもある気がする。

挑発的な発言や、ユニフォームを引っ張ったりするプレーが減れば、
当然カードも減るし、選手はより自由にプレーできるので、
ゴールチャンスも増えるだろう。

マリーシアについては賛否両論あるだろうが、
勝つためには手段を選ばず、みたいなところがあり、
また正攻法で立ち向かえない自分たちの能力の低さを曝け出しているようにも見え、
個人的には好きではない。
第一美しくない。

だからといって完全に否定するつもりもないが、
ただ、取り締まりや罰則はもっと強化するべきだろう。

その場で確認できなくても、試合後ビデオでそのようなプレーが確認されたら、
その時点でイエロー、あるいはレッドを与えるとか。

今後、今回のような悲しい事件が起こらないためにも、
また、得点の入る見ていて楽しいサッカーを目指す意味でも、
こうしたずる賢いプレーが、当たり前として行われている現状について
いま一度考えてみる必要があるんじゃないだろうか?


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2006ドイツW杯 〜10 皮肉な結末〜 [サッカー]

ジダンのラストプレーが頭突きとは寂しすぎますね。

もともとジダンはキレやすいところがあって、
98年W杯の例を出すまでもなく、頭突きなどの暴力行為で
退場というケースがけっこうある。

だからジダンらしいといえばジダンらしいけど、
何も自身最後のゲ−ム、しかも決勝戦という舞台で披露しなくても…

彼の出来が試合の行方を大きく左右するだけに、
彼の退場は、フランスにとって大きな痛手でしたね。

イタリアにしてみればしてやったりでしょう。
マテラッツィはジダンのそんな性格を知って、挑発してたように思います。

先制点を挙げたジダン、先制のきっかけを与えてしまうも、
自らのゴールで同点としたマテラッツィ。
この試合のヒーローになるはずの彼らが、
こんな愚かな行為に走ってしまうとは、なんとも皮肉でやりきれません。

有終の美を飾れなかったジダンですが、
それでも、彼の偉大なプレーの数々は褪せることはないでしょう。

そんなジダンがMVPを獲りましたが、
僕はカンナヴァーロにあげたかったですね。
別にジダンが頭突きをしたから相応しくないとか言うんじゃなくて、
単純にカンナヴァーロの凄さというのを随所に感じたから。

今大会のイタリアは攻撃的と言われるけど、
失点2という事実からも、伝統的なカテナチオは健在で、
その中心を担っていたのが、なんといってもカンナヴァーロ。

決して大きくはないんだけど、
屈強な相手にも競り負けない高い身体能力を持ち、
ボールを奪い取る技術にも優れている。
また抜群の読みと豊富な運動量で、
危ないところには必ずといっていいほど顔を出し、
何度もピンチを救っていました。
今大会はキャプテンとしてチームを牽引し、
何よりイエローカードが無いというのも素晴らしいですね。

不正疑惑で揺れるセリアA、その渦中にあり
スクデッド剥奪とセリエCヘの降格が囁かれるユベントスですが、
皮肉なことに、この決勝の舞台、ユベントスの選手が実に多く出ていましたね。
イタリアのブッフォン、カンナヴァ−ロ、デルピエロ、ザンブロッタ、カモラネージ、
フランスのビエラ、テュラム、トレゼゲ…

そういえば、ジダン、アンリも元ユーヴェでしたっけ。


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2006ドイツW杯 〜9 ジダンの芸術的なPK〜 [サッカー]

フランス対ポルトガル戦、試合を決めたPKは、
ジダンのキックの技術の高さを改めて認識させられたシーンだった。

サイドネットヘ突き刺さるシュートは、
そこへ蹴ればまず間違いないだろうというPKの手本のようなシュート。

しかしキーパーのリカルドもコースを読んでいて、いい反応をしていたので、
逆に言うと、そこしかないというピンポイントの難しいシュートだった。

少しでも内に入れば、キーパーにはじかれるし、
少しでも外ならゴールポストにはじかれる。

それをプレッシャーのかかるあの状況で冷静に決められたというのは、
自分の技術に絶対的な自信を持っているからだろうし、
また、現在の彼の好調さが、精神的な余裕を生み出していたのだろう。

たかがPKであるが、名手と言われるプレーヤーたちが、
大舞台の決定的な場面でPKを外すシーン、
それも信じられないような外し方をするシーンを何度も見てきただけに、
ひょっとしてジダンも…と思ったのだが、
この男にはそんな心配は無用だったらしい。

キーパーの読み、反応も素晴らしかったが、
それを上回るジダンの完璧なキック。
ボールをセットしてから蹴るまでの間合いや
短い助走からの正確で力強いキック。
その弾道など、一連の流れが美しい。

キーパーの反応や、試合を決定付けたという意味も含め、
歴史に残るPKであったと思う。
ひとつの作品としてパッケージしたいくらいだ。

さて、決勝ではどんな活躍を見せてくれるか。
守備には絶対の自信を誇るイタリアだけに、いくらジダンでも、
これまでのようにフリーでボールを持たせてはくれないだろう。
ガットゥーゾあたりが張り付くのかな。

こうなったら、どっちが勝ってもいいから、
攻撃的な楽しいサッカーを見せて欲しい。


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2006ドイツW杯 〜8 封印された魔法〜 [サッカー]

黄金の中盤を誇った日本、
史上最高のタレントを揃えたイングランドに続き、
またしても、史上最強と前評判の高かったブラジルがその姿を消した。

魔法のカルテットは最後まで魔法を封印したままだった。

強豪国が初戦から飛ばしてきた今大会の中で
ブラジルだけは相変わらずマイペースで、
ピークはあくまで決勝戦とでも言うように
徐々に調子を挙げていくというこれまでのやり方。

それでも、勝ててしまうところがブラジルの凄いところだが、
内容的には決して満足できるものではなかった。
僕が見たかったのは調整中のチームやリハビリ中の選手ではなく、
内容的にも他を圧倒するような、スペクタクルなサッカーだ。

ロナウドは、記録のためだけに出ていたようなものだろう。
それによってブラジルは大きなツケを払うハメになった。
ロナウジーニョはバルセロナでのような、伸び伸びしたプレーが見られず、
どこかチームメイトに遠慮しているように見えた。
カカは…まぁあんなもんだろう。

老いたカフーに変わってシシーニョをもっと使うべきではなかったか。
彼の面構え、そしてボールの持ち方、好きだなあ。
生きのいい鉄砲玉のように常に獲物を狙うような姿勢。
危険な香りがする男。

それからブラジルはジダンをフリーにし過ぎた。
あれだけ自由にやられれば、そりゃ決定的な仕事をするって。

しかし改めてジダンは上手いですね。
パスひとつとっても、単にパスを通すだけでなく、
そのあとの展開も読んで、最も効率的な攻撃に結びつくポイントに出してあげる。
しかも自分がパスを受けるときから、その後どこにどうパスを出して、
自分はどう動こうかというのを瞬時に計算している。
その判断の速さと展開を読む力はさすが。
だからジダンがいいときのフランスは攻撃が早いんですね。

それにしても結局ピークを迎える前に去ってしまったブラジル。
やっぱり寂しいですね。


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2006ドイツW杯 〜7 もっとアルゼンチンが見たかった!〜 [サッカー]

遂にベスト4が出そろいましたね。
今大会は強豪国が順当に勝ち進んだ大会でしたが、
このベスト4の顔ぶれは、やや意外というか新鮮な気がします。
まぁドイツだけは順当ですが。

それにしてもアルゼンチンの敗退は残念。
今大会もっとも美しいサッカーをしていただけに。
(って全試合見てるわけじゃないんですけどね…)

ただドイツも良かった。
序盤から両チームエンジン全開で、
中盤の激しいプレッシャーの中でも、細かくボールを繋ぐアルゼンチンに対し、
シンプルにゴール前まで運ぶドイツ。
決定的なシーンこそ少ないまでも、互いの持ち味を発揮し、
局面局面の攻防は実に見応えがありました。

それにしてもテベスの運動量はすごい!
前線からしっかりプレッシャーをかけにいく、
その守備意識の高さに感心しました。

アルゼンチンは運がなかったですね。
死のグループを突破したと思ったら、メキシコとは延長までもつれる展開でしょ。
そして迎えた相手が開催国で目下好調のドイツ。しかもまた延長戦ですから。

キーパーの負傷も痛かった。
おかげで、フィールドプレーヤーの選手交代が制限され、
延長も含めた120分を戦うにあたって、体力的にハンデを負ってしまった。
またPK戦では、サブのゴールキーパーということで、
技術的な部分以上に、心理的にドイツに有利に作用したように思う。

だけどこれがサッカーだし、この試合ドイツは勝つ資格を十分持っていました。
PKの前にカーンがレーマンに声をかけていたのはいいシーンでしたね。

こうなったら、ポルトガルにぜひ、初優勝してもらいたいもんです。


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2006ドイツW杯 〜6 黄金の中盤幻想〜 [サッカー]

残念である…
いや選手はよくやったと思うよ。ジーコにしてもそう。
結果は仕方のないことだし、誰に対して文句を言うつもりもないけど、
負けたことより、日本らしいサッカーが見られなかったのが
ただただ残念である。

僕らは幻想を抱きすぎていたのかも知れない。
それは4年前に始まり、この4年間周到に膨らませてきたのかも。

前回、自国開催のアドバンテージがあったとはいえ、
目標の予選リーグを突破できたことで、
4年後(つまり今回のドイツ)への期待が高まった。

いわゆる黄金世代と呼ばれる、小野、高原、稲本らに加え、
中田、中村らがピークを迎えるであろうこと、
またジーコ監督となり、中田、中村、小野、稲本という夢の中盤を共存させ、
自由なサッカーをやらせると明言ししていたことなどからも
今大会への期待はいやが上にも高まった。

それこそジーコ現役当時のブラジル黄金のカルテットや、
プラティニらを擁し華麗なパスサッカーで躍進した、
80年代フランスあたりにダブらせ、
素早いパス廻しを中心とした、創造性溢れる魅力的な攻撃サッカーを
見せてくれるのではないかという期待。

だがこの4年間、常にそうしたサッカーができていたわけではなかった。
それでも、ここぞというところで勝負強さを発揮し、
なんとか結果を出してきたことで、幻想の炎は消えずに燻り続けてきた。
不満や不安はありながらも、その鬱憤はすべて本番である今大会で
晴らしてくれることを願って、ジーコジャパンを見守り続けてきたのである。

ところが、いざフタを開けてみれば、思うようなサッカーはできず…
人生とはままならないものですね。
何といっても一番悔しいのは選手たちでしょう。
試合後ピッチに倒れこみ、泣いていた中田の姿が印象的でした。
あの姿を見せられたら何も言えない。
あそこまで悔しがるほど、この大会に賭けてくれてたんだと思うと
それだけで何か少し救われた気がしました。

それにしても、4年後はどうなるんでしょうか?


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